
古代エジプト文明にはアロマセラピーは美と健康に用いられてきました。しかし、20世紀になると化学の発展で合成で薬剤が開発され急速にアロマセラピーは医療の現場から姿を消してしまいました。それでもイギリス、フランスでは医療の一部として使われていましたが、日本にアロマセラピーが紹介されるまで長い時間を必要としました。
近年となり、ストレスが社会問題となるとアロマは癒しやエステとして再び脚光を浴びるようになりましたが。医療への応用は僅かで、時代はより高度先端医療の発達に邁進しました。しかし、高度先端医療は時として人と人が触れあうコミュニケーションが薄らいでしまう方向性を持ち始めました。今になって医療に人間の温かさを私達は求めるようになっています。
確かに、私たち医療従事者は高度先端医療を学ぶ必要に迫られていますが、同時に心が触れあう医療も目指す必要があります。そして医療に取り入れたアロマセラピーをその一つの手段として位置付けています。アロマセラピーの持つコミュニケーション作りと治癒効果を当院で感じて頂ければ幸いです。


私はこのクリニックをオープンさせる時に病院らしくないクリニックを創ることを提案しました。明るく・にこやかで爽やかな雰囲気を創るとともに、病院が持つあの独特の消毒臭さを消し去ることを提案しました。
アラマセラピーとの出会いはここにありました。その後アロマセラピーを勉強するうちに精油が持つ香りの効能に注目するようになり、その不思議さに驚くばかりでした。例えば、植物にもコミュニケーションを持っているのをご存知ですか?悪い虫が飛んでくれば植物がある種の香りを出して、周りに知らせて虫が着かないように虫除けの香りを一斉に放そうです。植物といっしょに住む私達にも植物は共存共栄をして、その恩恵を蒙っています。アロマにはこんな不思議な力が潜んでいるのです。私は待合室・診察室そして分娩室に香りを炊きました。これは精油の持つ殺菌作用です。香りで空気殺菌を行っています。また感染に弱い赤ちゃんには新生児室を精油で拭いて消毒をしています。そしてアロマの不思議さは私たち人間の脳にも働きかけて免疫機能を高めてくれる働きがあります。香りは単に私たちを楽しませてくれるだけでなく、私達の健康も守ってくれているのですね。

精油の取扱い、種類等については下記をご覧下さい。

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